ザンビア日記_VOL.12

2017年9月末より、当社社員がJICAボランティア事業「青年海外協力隊」に参加し、アフリカ ザンビア国に赴任しました。当社の事業ドメインである「IT」という切り口での参加が決定いたしました。赴任先での活動については、順次でこちらでご報告いたします

3回目の授業を行う

授業時間について、あらかじめクラス代表に話をしなければならないということを、2回目の授業のときに知ったので、今回は抜かりなくクラス代表に連絡をし、スムーズに3回目の授業を行うことができた。

他校での実技テスト問題をベースに、「これくらいは出来るようになって欲しい」という願いで、パワーポイントの実技授業を行った。

前回の反省から、1スライド2ステップくらいにして操作を指示、授業を進めていたが、生徒の中には指示を「聞いていない」、指示書を「読まない」まま手を上げて質問してくる者もいて、授業を進める上で苦労させられた。

教員も同じで、職場でのミーティング時に人の話を聞けない、人の話を聞く姿勢(話をしている人のほうに向いて話を聞く)ができていない。「できない」のは、ザンビア人の問題点なのかもしれない。

副校長に提案をする

ある日のミーティングで、副校長が教員に、「掲示板にはられていたアンケートを実施したのか」尋ねた。

誰一人やっておらず、副校長が困惑していたので、「私が掲示を見るときは最新の物と期限が近い物の、2つの点を特に重視している。だから、掲示物一つ一つに掲示日と期限を記載したらどうですか?」と勇気を持って意見をしてみた。が、今のところこの提案の採用はない。相手もプライドがあるのだろう。提案に耳を傾けてもらうことは難しい。

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