ザンビア日記_VOL.5

2017年9月末より、当社社員がJICAボランティア事業「青年海外協力隊」に参加し、アフリカ ザンビア国に赴任しました。当社の事業ドメインである「IT」という切り口での参加が決定いたしました。赴任先での活動については、順次でこちらでご報告いたします

12月~ターム終了

PC修理

同僚の美術の先生から起動しないラップトップの修理を頼まれた。色々見ていったところ、HDDが抜き取られているジャンク品であった。概算を伝え了解を得て街で2.5インチHDDを探し出し、交渉をして30%値切り、取り付けようやくOSをダウンロードしようとしているが、そもそもネットが遅く、さらに停電が起きてwifiが落ちたり、盗難に遭う恐れがあるためPCを放置できないなどして、なかなかOSを入れられない。

ナレッジ共有

同期ICT隊員内で、職場で起きたトラブルシューティングのナレッジを共有しようという動きが出た。

たった1枚のGoogleスプレッドシートを使い、11カ国から協業できるのは新鮮な体験である。

PCが足りない

同僚(学食の料理長)のご子息が通う1000人規模の小学校で、「PCが1台しか無いためにICTの授業が成り立たない、何か方法はないか」と相談を受けている。

企業で不要になったPCを途上国の学校に寄付をしている日本のNGO団体があり、そこに打診をしてみる方向で進めているが、その前に念のため現況を目で確認するため、Umodzi school (primary)を見学させていただいた。

初対面だが、先生方は私の現地ニックネームまで知っていて、日本人は何かと目立つ存在であることに気付かされる。

パソコンの授業を見学させていただいたり、PCルームとなる予定の設備の状況を聞いたり見たりした。ちなみに、授業ではパソコンが1台しかないため、PCのマウスのスペルを書かせたり、当てられた人のマウスの持ち方を全員で見る、といった授業になっている様子。

実技ができていない困惑具合を直接見ることができた。現状を添えて、NGO団体へ寄付の打診のメールを出した。返事待ち。

水が止まらない

新居での生活も徐々に慣れてきたが、一人暮らしに約5000円の水道代の請求書が来て、副校長先生に見せたところ、おかしいという事になり、今回は支払ってくれることになった。

原因は水漏れか?自宅の水漏れが止まらず、細かい説明は省くが、キッチンの使用できないはずの蛇口から水滴がずっと落ちていてそれを強く締めるとバスルームの水漏れのペースが上がることが最近わかった。

ためしに蛇口の水滴をバケツにためてみたところ、2時間くらいで45Lのバケツがいっぱいになってしまう。

高い水道代の理由がこれではないかと思われるので、来月が恐ろしい。

10日ぶりに自宅に戻ったら、なんとコウモリが侵入していた。

揺すってみると、つぶらな瞳が眠そうに開き、可愛らしいですが、狂犬病を媒介していると聞いたことがあるため、外に逃がすことにした。

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