2017年9月末より、当社社員がJICAボランティア事業「青年海外協力隊」に参加し、アフリカ ザンビア国に赴任しました。当社の事業ドメインである「IT」という切り口での参加が決定いたしました。赴任先での活動については、順次でこちらでご報告いたします
<5月>
船便分のパソコンが到着!
3ヶ月の輸送を経て、18台のバッテリー無しのラップトップPCが到着した。
設定作業を自宅で行いたいと校長に伝えていたところ、その学校の生徒たちが自宅に運んできてくれた。
生徒用のアカウントを作成したり、LANを前提として、権限別の共有ファイルやリモートデスクトップの設定をしたり、今後台数が増えても良いように、コンピュター名、フォルダ名の命名規則的なものも作った。
ウィルス対策として、リターニルというウィルス感染を含め、PCへのすべての変更を無かったことに出来るソフトをインストール。
LAN内でwindows updateを配れるソフトウェアを使って、全台アップデートをかけた。windows defenderの定義ファイルも最新になり、とりあえず最低限必要なものは設定できたので大丈夫と思われる。
ちなみに、データ通信を切ったスマホのテザリング機能をルータ代わりに使った。
コンセントのプラグの関係で、4台までしか同時に作業ができず、辛かった。
ついに授業をする
月曜日に、振替として急遽授業することになった。
テーマはプレゼンテーションソフトウェア基礎実習。
自己紹介から始め、落ち着いて授業に入っていくことができた。
代表的なオフィススィートとプレゼンソフトウェアの定義を紹介し、パワーポイントのインターフェイスからスライドの作り方を教えていこうとしたが、ダブルクリックすら通じない生徒が少なくなく、パワーポイントの操作説明になかなか進むことができなかった。また、操作について行けず、塞ぎ込んでしまう生徒も出てしまい、必死に説明して回ることになった。
語学力が足らず、生徒をうまく誘導できずもどかしかった。授業プラン自体もエクササイズ中心にするべきだった。