ザンビア日記_VOL.11

2017年9月末より、当社社員がJICAボランティア事業「青年海外協力隊」に参加し、アフリカ ザンビア国に赴任しました。当社の事業ドメインである「IT」という切り口での参加が決定いたしました。赴任先での活動については、順次でこちらでご報告いたします

<5月>

船便分のパソコンが到着!

3ヶ月の輸送を経て、18台のバッテリー無しのラップトップPCが到着した。

設定作業を自宅で行いたいと校長に伝えていたところ、その学校の生徒たちが自宅に運んできてくれた。

生徒用のアカウントを作成したり、LANを前提として、権限別の共有ファイルやリモートデスクトップの設定をしたり、今後台数が増えても良いように、コンピュター名、フォルダ名の命名規則的なものも作った。

ウィルス対策として、リターニルというウィルス感染を含め、PCへのすべての変更を無かったことに出来るソフトをインストール。

LAN内でwindows updateを配れるソフトウェアを使って、全台アップデートをかけた。windows defenderの定義ファイルも最新になり、とりあえず最低限必要なものは設定できたので大丈夫と思われる。

ちなみに、データ通信を切ったスマホのテザリング機能をルータ代わりに使った。

コンセントのプラグの関係で、4台までしか同時に作業ができず、辛かった。

ついに授業をする

月曜日に、振替として急遽授業することになった。

テーマはプレゼンテーションソフトウェア基礎実習。

自己紹介から始め、落ち着いて授業に入っていくことができた。

代表的なオフィススィートとプレゼンソフトウェアの定義を紹介し、パワーポイントのインターフェイスからスライドの作り方を教えていこうとしたが、ダブルクリックすら通じない生徒が少なくなく、パワーポイントの操作説明になかなか進むことができなかった。また、操作について行けず、塞ぎ込んでしまう生徒も出てしまい、必死に説明して回ることになった。

語学力が足らず、生徒をうまく誘導できずもどかしかった。授業プラン自体もエクササイズ中心にするべきだった。

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